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こんにちは!
今回スポットを当てるのは、PlayStation屈指のRPG名作『幻想水滸伝II』に登場する、主人公の生涯の親友にして最大のライバル、ジョウイ・アトレイドです。
ネットやSNSを見ていると、時々「ジョウイが嫌い」「どうしても許せない…」という声を目にすることがありますよね。
確かに、物語中盤からの彼の行動は「おいおいジョウイ、嘘だろ…?」と画面を二度見したくなるような衝撃展開の連続でした。
でも、彼は本当にただの冷酷な裏切り者だったのでしょうか?
今回は、ジョウイがなぜ嫌われてしまうのかという理由を整理しつつ、彼の心の奥底にあったあまりにも切なすぎる「擁護ポイント」を徹底的に考察していきます!
なぜ?ジョウイが「嫌い」と言われてしまう3つの理由
まずは、なぜジョウイがプレイヤーから「嫌い」と言われてしまうのか、その主な原因を3つに分けて見ていきましょう。
あの当時の絶望感を思い出すと、確かに心がチクチク痛みますよね……。
1. 苦楽を共にした主人公たちを「裏切った」から
一番の理由は、やっぱりこれですよね。物語の序盤、少年兵として一緒に死線をくぐり抜け、お互いに背中を預け合う仲だったジョウイ。
そんな彼が、あろうことか自分たちをハメた敵国であるハイランド王国側へ寝返ってしまうのです。
「一緒に生きて帰ろう」と約束したはずの親友が、気づけば敵の総大将の側近になっている姿は、当時のプレイヤーに特大の人間不信を植え付けました。
2. 目的のためなら手段を選ばない「冷徹さ」
ハイランドに渡ってからのジョウイは、別人のように冷酷な作戦を実行していきます。
- かつて自分を救ってくれた恩人を結果的に裏切る形になる
- 自分の手を汚してまで組織の上層部を暗殺していく
- 戦争を終わらせるためとはいえ、かつての仲間である都市同盟軍と本気で殺し合う
中学生くらいの多感な時期にこれをプレイすると、「ジョウイ、変わっちゃったよ…」とショックを受けずにはいられません。
3. 敵国の王女と結婚して「勝ち組」に見えてしまう絶妙なポジション
ジョウイはハイランドの王女であるジル・ブライトと結婚し、最終的にはハイランドの王にまで上り詰めます。
主人公たちが泥水をすすりながら、必死に仲間(108星)を集めて戦っている裏で、「敵国のプリンセスと結婚して王様になってるじゃん!」という、一種の嫉妬にも似た感情を抱いたプレイヤーも少なくなかったようです。
信じていた幼馴染が急に敵のボスになって、おまけに逆玉の輿まで決めてきちゃったもんだから、当時の私たちは感情の置き所を完全に見失ったわけですね。
ちょっと待って!ジョウイを絶対に憎めない「擁護すべき理由」
さて、ここまで嫌われる理由を挙げましたが、実はジョウイの行動を一つひとつ紐解いていくと、そこには優しさと大義が隠されていることが分かります。
1. すべては「一刻も早く戦争を終わらせるため」だった
ジョウイがハイランドに寝返った真意。それは、ダラダラと続く泥沼の戦争を「圧倒的な力でどちらかが勝利し、強制的に終わらせる」ということでした。
都市同盟のあやふやな政治に絶望した彼は、自分が悪者(ハイランドのトップ)になり、世界を一つに統一することで、これ以上の犠牲者を出さないようにしようとしたのです。
不器用というか、背負うものが大きすぎますよね……。
2. 人類最凶の暴君「ルカ・ブライト」を止めるため
『幻想水滸伝II』を語る上で外せないのが、歴史に残る悪役ルカ・ブライト。あの狂気を止めるためには、真っ正面から戦うだけでは不十分でした。
ジョウイはルカの懐に入り込み、虎視眈々とチャンスを狙ってルカを暗殺する計画(同盟軍との挟み撃ち)を成功させます。
もしジョウイが裏切ってハイランドの内部に潜入していなければ、ルカの手によって世界は本当に滅んでいたかもしれません。ジョウイは、自らの手を汚して世界を救った影の立役者なのです。
3. 最初から最後まで「主人公とピリカ」を守りたかった
ジョウイがどれだけ冷酷な王を演じても、彼の心の中心にいたのはいつも主人公と、幼い少女ピリカでした。
- 主人公と戦うことになっても、常にどこかで彼が生きて戻ることを願っていた
- ピリカの前では、かつての優しい「ジョウイ兄ちゃん」のままだった
- ジルのことも、政略結婚でありながら一人の女性として大切に守ろうとした
彼は誰も愛さなくなったわけではなく、「大切な人たちが生き残れる平和な世界」を作るために、自分が嫌われる道を進んで選んだのです。
つまりジョウイは、クラス全員から誤解されても「お前らのために俺が先生に怒られてやるよ」って一人で職員室に乗り込んでいくタイプのエモすぎる苦労人だった、ということです。
宿命の紋章に操られた?「輝く盾」と「黒き刃」の悲劇
ジョウイと主人公の運命を決定づけたのが、始まりの紋章から分かたれた2つの真の紋章です。
- 主人公が宿した「輝く盾の紋章」(守る力)
- ジョウイが宿した「黒き刃の紋章」(切り開く力)
この2つの紋章は、歴史上何度も「親友同士」に宿り、お互いを戦わせる宿命を持っていました。
ジョウイが破壊と冷徹な決断の道を歩んでしまったのは、彼自身の意志だけでなく、紋章が持つ「戦いを求める呪い」に引きずられてしまった側面も大いにあると言えます。
ちなみに、ジョウイと主人公が宿した「真の紋章」の歴史はこちらの記事でさらに詳しく考察しています!あわせて読んでみてくださいね。👇
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お互いを想い合っているのに、宿した力のせいで刃を交えなければならない。このすれ違いの人間関係の深さこそが、本作が神ゲーと呼ばれる最大の理由ですね。
ジョウイの切なすぎる生き様や、あの伝説の「約束の地」での結末をもう一度高画質で体験しませんか?リマスター版なら、当時の感動がさらに鮮やかに蘇りますよ!気になった方はこちらからチェックしてみてください!
まとめ:ジョウイは美しくも切ない「もう一人の主人公」
ジョウイが嫌われる理由は「あまりにもリアルで容赦のない裏切り」を見せたから。しかし、その裏には「自分が泥をかぶってでも、世界と親友を救う」という、自己犠牲の塊のような優しさがありました。
ただの綺麗な正義の味方ではなく、傷つき、迷い、それでも進むしかなかったジョウイだからこそ、私たちは今でも彼のことを忘れられないのではないでしょうか。
ジョウイは私たちの心に「生涯消えないエモい傷跡」を残していった、最高に美しくて不器用なもう一人の主人公なのでした。