子どもの頃に読んだおいしそうなホットケーキの絵本。
大人になっても、なぜか香りとともに印象に残っていて、覚えていたりしませんか?
そんな懐かしの絵本から、新しい絵本まで、ホットケーキをテーマに描かれた絵本をご紹介します。
おいしそうなホットケーキが登場する絵本11作品!
しろくまちゃんのほっとけーき
作・絵:わかやまけん
こぐま社 1974-10
800円+税
しろくまちゃんのほっとけーき
ホットケーキの絵本といえばこれ!
1972年の発売から愛され続けている作品。
我が子も大好きな絵本で、ホットケーキを作るときはこの絵本を辿りながら作り、食べるときも食べる頁を開いて一緒に食べています。
ホットケーキが焼けていく見開きは印象的で、息子も0歳の頃から喜んで見ていました。
ちびくろ・さんぼ
トラがとけてできたバターでホットケーキをやいて、たくさん食べたというゆかいなお話。
「トラがぐるぐるまわってバターになる」という強烈な印象で記憶に残っている方も多いはず。
長い間、絶版となっておりましたが、2005年に復刊され、たちまち40万部のベストセラーになりました。
ねずみくんとホットケーキ
短い文章と小さなねずみがよく表現されている画面構成が特徴のねずみくんシリーズの作品。
ねずみちゃんがお友達にホットケーキをつくるお話。
可愛くておいしそうなホットケーキが登場します。
ちなみに、「また!ねずみくんとホットケーキ」という続編もあります。
おばけとほっとけーき
絵本で遊べる、新感覚の絵本。
頁をめくってケーキをひっくり返したり、本を振ってジュースをシェイクして、最後は「カンパーイ!」。
我が子は、これを見ながら自分でおもちゃを使って一緒に作り上げています(笑)。
おばけたちのにこにこした表情が可愛らしいです。
かがみのえほん きょうのおやつは
片側の頁が鏡のようになっているので、奥行きが出て立体的になる、面白い発想の絵本。
泡立て器や卵や牛乳など、ホットケーキを作っていく道具には手が描かれてなく、読む人が手を添えて作っていくという仕様になっています。
リアルな絵が食欲をそそるし、しかけも楽しい絵本です。
子どもが好きなネコちゃんが登場するのもポイントです!
くんくんくん
なんといっても最初に登場する見開きいっぱいのホットケーキ!
おいしそうな焼き色にとろけるバター、香りが漂ってきそうな湯気。これはかなりのインパクトがあり、子どもの頃に見たら深く心に刻まれるんじゃないかなと思います。
ホットケーキできあがり!
卵はにわとりから、牛乳は牛から、小麦粉は麦から。
すべての材料を本当に1から集めてホットケーキを作ります。
たくさん走り回って自分で材料を集めて出来たホットケーキはそれはもう格別に美味しいに決まってますね。
大きなホットケーキを食べる男の子が印象的です。
ほっとほっとホットケーキ
まず表紙のバターとシロップがかかった美味しそうなホットケーキが目を惹きますね。
5匹のねずみの子どもたちがホットケーキを作るお話。
作る工程はちょっとした仕掛けになっていて楽しいです。
完成したホットケーキをみんなで分け合うところは数の勉強にもなりそう。
くろくまくんのパンケーキ
作:小林 ゆき子
フレーベル館 2014-01
1200円+税
くろくまくんのパンケーキ
くろくまの3兄弟ののどかで賑やかな日常を描いたお話。
朝ごはんのパンケーキを作って、森のみんなに配り、お礼の果物やはちみつでもっと美味しくなるパンケーキが出来上がります!
絵が可愛く、美味しそうなパンケーキが登場します!
くうちゃんのホットケーキ
くうちゃんがホットケーキを作るママのお手伝い。
「ママは手伝わないで」なんでも一人でやりたがる姿、失敗して「もーう」、ちょっと手伝うと「わたしがやりたかったのに!」と怒る姿。この年頃の子のあるあるですね。
このお話はママもイライラしている様子が描かれていて、現実的でよくある日常で、親しみをもてました。
くうちゃんや、失敗したホットケーキ、すごく可愛いです。
だいすき ほっとけーき
動物たちが材料を持ち寄ってホットケーキを作るお話。
質問の後、ページをめくると動物が登場するあてっこクイズもあり、動物の鳴き声や足音、ホットケーキを作る音など、擬音も満載。
動物、擬音、ホットケーキ。赤ちゃんも喜ぶ要素満載の1冊です。