ジョジョの奇妙な冒険

メタリカがメタリックに!?ジョジョ5部・暗殺チームの海外版スタンド名一覧

ジョジョ5部「黄金の風」に登場する暗殺チームは、圧倒的な人気と存在感を誇る集団です。

 彼らのスタンド名は「メタリカ」や「ビーチ・ボーイズ」など、音楽ファンなら誰でも知っている超大物バンド名・楽曲名に由来しており、主人公サイドと同様に、しっかりとローカライズ(改名)されています。

海外版の改名は「もはや別物」感があって、ツッコミどころ(面白さ)が満載です。

この記事では、暗殺チームのスタンド名について、一覧形式で整理していきます。


なぜ暗殺チームのスタンド名も変更されたのか?

暗殺チームのスタンド名は、
非常に知名度の高い音楽名が元ネタになっているものが多く、そのまま使用すると著作権・商標のリスクが高いためです。

その結果、海外公式では、

  • 元の意味を保ちつつ別の単語に置き換える
  • 音楽名を連想させない安全な表現にする
  • 能力を説明する名前にする

といった工夫が取られています。


ジョジョ5部|暗殺チームのスタンド名

海外公式名との比較一覧


メタリカ(リゾット・ネエロ)

🇯🇵 Metallica

🇺🇸 Metallic(メタリック)

元ネタ: Metallicaというヘヴィメタルバンド

変更理由
バンド名の著作権を考慮

ニュアンスの違い

  • Metallica:ヘヴィメタルバンドとしての迫力を感じさせる重厚感。
  • Metallic:金属的

 変更後は「Metallic(金属的な)」。

音は似ていますが、ファンからは「ただの形容詞になっちゃった!」と嘆かれましたが、体内の鉄分を操って内側から殺すという能力の残酷さと、「金属的」という言葉の冷たさ、無機質さが見事にリンク。

ギリギリ納得されている(?)改名です。


グレイトフル・デッド(プロシュート)

🇯🇵 The Grateful Dead

🇺🇸 The Thankful Death(サンクフル・デッド)

元ネタ: The Grateful Deadというアメリカのサイケデリック・ロックバンド

変更理由
バンド名の著作権を考慮

ニュアンスの違い

  • Grateful Dead:感謝に満ちた死者たち
  • Thankful Death:ありがたい死者

「Grateful(深い感謝)」を「Thankful(ありがたく思う)」に変更。どちらも「感謝」を意味する単語なので、音も意味も比較的近く、うまくいった変更の一つと言えます。

老化能力で相手を「死」へ向かわせるスタンドに対しての皮肉めいたニュアンスはやや軽めになりました。


ビーチ・ボーイ(ペッシ)

🇯🇵 Beach Boy

🇺🇸 Fisher Man(フィッシャーマン)

元ネタ:サーフ・ロックの王者 The Beach Boysというバンド名

変更理由
バンド名の著作権を考慮

ニュアンスの違い

  • Beach Boy:若さ、未熟さ、爽やかさ
  • Fisher Man:漁師(釣り人)

 釣り糸型スタンドという点では、能力説明型の名前。

 「そのまんまじゃねーか!」と、ジッパーマンと同様、やっつけ感が指摘されています。

Beach Boysというバンドが持つカリフォルニアの青春文化への敬意も、オシャレさも、若さの爽やかさも、全部消滅しています。


ベイビィ・フェイス(メローネ)

🇯🇵 Baby Face

🇺🇸 Babyhead(ベイビーヘッド)

元ネタ: Babyface(本名:Kenneth Brian Edmonds)というR&B歌手・プロデューサー

変更理由
アーティスト名の著作権を考慮

ニュアンスの違い

  • Baby Face:幼さ・無垢
  • Babyhead:やや不気味で人工的

元の名前はR&Bアーティストへのオマージュでしたが、変更後は文字通り「赤ちゃんの頭」という直訳的な名前に。

女性を宿主にしてホムンクルスを生み出すというグロテスクな能力に、「Babyhead」という名前の生々しさが妙にマッチしてしまい、「かえって不気味さが増した」という評価をされた珍しいケースです。

メローネの変態的なキャラクター性を考えると、ある意味では「成功した変更」かもしれません。


ホワイト・アルバム(ギアッチョ)

🇯🇵 White Album

🇺🇸 White Ice(ホワイト・アイス)

元ネタ: The Beatlesのアルバム『The Beatles』(通称:ホワイト・アルバム)

変更理由
アルバム名の著作権を考慮

ニュアンスの違い

  • White Album:無機質・本質・純粋性
  • White Ice:冷却・氷結が直感的

「アイス(氷)」という能力重視の名前に。「『ホワイト・アルバム』って呼べっつーんだよォーッ!」とギアッチョ風にキレるのがファンの定番ネタです。

氷結能力を持つスタンドなので「白い氷」は能力に即していますが、Beatlesへのオマージュは失われました。


マン・イン・ザ・ミラー(イルーゾォ)

🇯🇵 Man in the Mirror

🇺🇸 Mirror Man(ミラーマン)

元ネタ: マイケル・ジャクソンの曲『Man in the Mirror』

変更理由
曲名の著作権を考慮

ニュアンスの違い

  • Man in the Mirror:自己対峙・内省
  • Mirror Man:鏡の世界の支配者

 これもジッパーマン系列の直訳で非常にシンプルな名前に。鏡の能力がわかりやすいですが、元の名前が持っていた哲学性が消えてしまったことを惜しむファンが多いです。


リトル・フィート(ホルマジオ)

🇯🇵 Little Feet

🇺🇸 Tiny Feet(タイニー・フィート)

元ネタ:Little Featというアメリカのロックバンド

変更理由
バンド名の著作権を考慮

ニュアンスの違い

  • Little:小さい
  • Tiny:極端に小さい

「Little(小さい)」を「Tiny(とても小さい)」に変更。どちらも「小さな足」という意味で、比較的違和感の少ない変更と言えます。

音も似ていて意味もほぼ同じ、むしろ「Tiny」の方が対象を極小まで縮小する能力をより的確に表現しているとも言えます。


まとめ。暗殺チームの改名に共通する特徴

暗殺チームの海外名には、

  • 音楽的ロマンより「意味の明確さ」を優先
  • 能力が一目で伝わる名前

と、能力をそのまま表す「直球型」が多いのが特徴です。

荒木先生が音楽へのリスペクトを込めて名付けたオリジナルの名前も、著作権に配慮しながら工夫された海外版の名前も、どちらもジョジョという作品の魅力のひとつですね!

公式英語版(アニメ・海外ゲーム含む)で使われている名称をベースにしています。

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